雪道は圧雪でつるっつるのピッカピカ。凍結していてカッチカチ。
そんな滑りやすい歩道の路面を滑らないで歩くのって至難の業。
近年は毎年のように異常気象と言われ、夏は猛暑、冬は寒波が繰り返しています。
これはもはや普通のことと捉えるべきですよね。
私は新潟に住んでいるので幼い頃からツルツルの道には慣れていますが、それでも油断すると思いっきりコケたりもします。
これが雪道に慣れていない地域の人達だったらかなりの苦痛となるでしょう。
今回はそんな極寒の雪道に慣れていなくて歩くのが怖いって方へ。
「雪道で凍結しても滑らない歩き方のコツ!」をお伝えしていきます。
これを知らないと雪道を歩くのが・・・怖い。
雪道で凍結しても滑らない歩き方のコツはこの6つ!
まずは参考となる上の動画を見て下さい。
こちらの動画では、雪道や凍結した歩道で滑らないように”慎重に慎重に”歩く姿とその歩き方を解説しています。
雪道でも滑らない歩き方は、基本的に”足下に注意してゆっくり”歩くことが大切。
ただ、補足するいくつかのポイントがあるので順番に解説していきます。
つるっつるの雪道はなめたらいけません!
下手したら大怪我につながるので慎重に歩きましょう。
① しっかり足下を見て歩く
・道が凍っていないか確認する
道が凍っていなければ思いっきり滑って転倒することはありません。
カチカチに凍っている場所や圧雪の場所はテカっているので一歩一歩確認して歩きましょう。
その場所は回避するか、できなければ細心の注意を払ってゆっくり歩くことです。
・滑りやすい場所じゃないか確認する
道が凍っていなかったとしても雪で滑りやすい場所があります。
そこは滑りやすい斜面ではありませんか?
滑りやすいタイルだったりマンホールの上ではありませんか?
滑りやすい場所じゃないか確認して歩くことも大切です。
② 重心に気をつける
・足の裏全体をつける
足をつけるときは”かかとやつま先”から入ると重心を崩してしまいます。
土踏まずの部分をつけるような意識で”足の裏全体”に重心をかけるよう意識しましょう。
点じゃなく面で歩く感じですね。
・体は真っ直ぐに
前かがみだと一気に足に重心がかかります。
体は真っ直ぐにしながら踏み出した足に徐々に重心をかけると安心して歩けます。
・やや内股気味に歩く
ガニ股気味に歩くとどうしてもかかとから足をついてバランスを崩します。
やや内股気味に歩くことで体のバランスが取れ足の裏全体をつけて歩きやすくなります。
・膝は伸ばさない
膝を伸ばすと足がかかとから入りやすくなります。
軽く曲げた状態にして歩くと足の裏全体でつきやすい歩き方ができます。
③ 歩幅は狭く
・歩くときの歩幅は狭く
大股で歩くと足がかかとから入ってしまうので重心を崩しやすくなります。
足下を確認しながら場合によっては普段の半分くらいの歩幅で歩くようにしましょう。
・すり足で歩く
普段どおりに足を上げると重心を崩しやすくなります。
凍っているような所はすり足を意識して歩くとバランスを保てます。
・ゆっくり歩く
足下を確認しながら、バランスを保ちながらゆっくりと歩きましょう。
急ぎ足では体のコントロールが効かなくなります。
④ 手でバランスを取る
・両手は自由な状態に
雪道ではバランスが重要です。
両手はなるべく自由な状態にして手でバランスが取れるようにしておきましょう。
カバンは肩に掛けたりしたほうが良いですね。
間違ってもポケットに手を突っ込んだままで歩いてはいけません。
バランスが取れないばかりか転んでしまった時に受け身が取れなくなってしまいます。
⑤ 雪道でも滑りにくい靴を履く
・雪道でも滑りにくい靴を履く
雪道を歩く場合は靴底がギザギザになった靴を選びましょう。
ツルツルのビジネスシューズやヒールやパンプスを履いていては危険です。
そんな靴を履いていてはどんなに歩き方に気をつけても無理があります。
・靴の裏の雪を取る
雪道を歩いていると靴底に雪がついて滑りやすい状態になることがあります。
靴の溝に雪が入り込み滑りやすくなっていないか確認しましょう。
⑥ 動きやすい服装
・長すぎる上着やタイトな上着は動きにくい
体のバランスを取るためにも、長すぎたりタイトな上着には注意しましょう。
足下が見えにくくなったり、動きにくくなります。
適度な丈で適度な余裕をもった服装が安心です。
まとめ
圧雪でつるっつるのピッカピカ。凍結していてカッチカチ。
そんな歩道を歩くのって恐怖ですよね。
もともと体幹が優れている人ならすぐに対応できるかもしれませんが、
多くの人は何度か経験しないとこの”雪道”、それも”凍結した路面”を歩くことはかなり困難なこと。
ホント怖いです。
そんな方に対して今回は、
「雪道で凍結しても滑らない歩き方のコツ!」をご紹介しました。
雪道を歩き慣れるのって大変なのですが、少しでも歩き方のコツをつかんでもらえたらと思います。
そして、今年も来るであろう寒波をみなさんもどうにか乗り切りましょうね。