カツラの価格ってぶっちゃけいくら?
こんな疑問をもって検索しているあなたはすでにユーザーなのだと思います。
もしくはあまりにも高すぎる価格に納得がいかない身内の方(奥さん)かもしれませんね。
「4~5年持ちますよ!」って言われたのになぜか2年くらいで買い換えることになったり、
「新しい商品はここが自然になりましたよ!」って言われて買い替えたのに前より不自然になったり。。。
これで納得できるほうが不思議って感じ。
こんなことの繰り返しで”騙されているんじゃないの!”ってとうぜん思うはずですよね。
そんなモヤモヤが続いているあなたに。
カツラの価格がなぜこんなに高いのか?
その表と裏をお話していきます。
カツラの価格ってぶっちゃけいくら?
カツラの価格っていくら?
あなたが実際に使っているのなら買ったときの値段くらい知っていると思いますが、
業界大手のメーカーなら相場は1台50万円~80万円くらいします。
とうぜん交換の製品が必要なので、2つなら、3つなら幾らかは掛け算すれば分かリますよね。
これがカツラを使うことによってかかる費用となります。
業界側の1台の耐久年数はだいたい2年と見ていますので、2台揃えれば4年くらい。
それでも100万円以上は必要となる計算です。
4年で最低100万円とは・・・ 軽自動車を買うくらいのレベル(汗)
家庭を持った普通のサラリーマンであれば、家のローンもしくはアパートの家賃、車のローンなどもありそうとう厳しい支払いとなるでしょう。
そして1回買えば一生それで大丈夫ってことならまだ良いのですが、カツラの買い替えは使っている期間延々と続くことになるのです。
これを20年使い続けたら?
もうそれは軽自動車どころではなく高級自動車一台分以上になるでしょう。
ただ、探せばもっと安く作れるところはありますし、インターネットの普及から格安で買えるお店なども探せます。
大手で高額だった修理や断られた修理も安価でやってくれる”神”的な会社もあります。
要は安易に決めずにとにかく探す!その努力は惜しまないほうが良いですね。
色々調べずに信用して言われたままに従うってのは自分が損をします。
経済的な余裕があって毎年のように購入する方も稀にいますが、見ていて辛いのは勧められると断れない系の良い人。
とくにローンに麻痺して慣れてしまっている方は要注意です!
月々どうにか支払えると思ってOKしちゃうといつまでも終わらないローン地獄に陥ってしまうかもしれません。
断固拒否する人にはそこまで勧めることはないのですが、支払えそうなら契約しちゃう人を見極めて限界までやっちゃうのがこの業界。
冷静に考えて必要不必要ではなく”いかにして買ってもらうか?”
結局はそれしか考えていない従業員が多いと言うか、そういった企業体質なのです。
カツラはなぜこんなに高いの?
カツラがなぜこんなに高いのか?
それは単純と言えば単純なのですが、その価格でなければ会社が維持できないからです。
会社は長期・中期・短期(一年)の事業方針を打ち出します。
とうぜん前年度を上回る売上を計画するわけですが、その結果がカツラ1台の価格に反映しているということ。
大企業であればあるほど人件費や広告などの経費が多くなり、それが直接消費者であるお客様の負担となるのです。
だいたい一人あたりの月々の負担額としては4万円以上(製品代金+カット・セット代金)を見込んでいると思います。
でも、ここまで高くては普通のサラリーマンには負担が大き過ぎますよね。
家のローンがあり、車のローンがあり、子供の学費があり、生活費があり。
そんな費用に比べればカツラは贅沢品と言えます。
じゃあそんな贅沢やめればってことなんですが、一度使ったらやめられないのがカツラなのです。
企業側はその心理を利用してあの手この手で販売して来るのが実情で、弱い立場である顧客は”高すぎる”と思いながらも購入し使い続けていくしかないのです。
その中には多重債務で苦しむ人、家庭不和(奥さんとの喧嘩の原因)になったりなど、経済的負担が大きくその後の人生さえも左右する一大事となることも。
働きながらも見ていてつらくなることが多かったです。。。
その時私が思ったことは、
「この会社が存在している意味って何なんだろう?」
ってことでした。
ここまで高い価格にし、不必要でも売るためにはどんどん後付の理由を探して弱者である悩みを持った個人に対して次々と販売していく営業。
こんなやり方でしか会社が存続できないのならやってる意味あるの?
もっとまともな感覚で商売しなさいって思います。
安いところもある! カツラの価格はこんなに違う
大手メーカ-のカツラは高すぎます。
使い続けていくためにはあなたの生活にかなりの犠牲が必要となるでしょう。
でも、小規模な会社やインターネットなどで販売している会社などは大手メーカ-の半分以下の価格で提供しています。
今まで年間に50万円掛かっていた人が20万円で済むとしたら?
こんなに有り難いことはないですよね。
なぜこんな価格で作れるのかと言うと、
人件費や広告費などの経費が安く済むといったことが一番ですが、顧客を取り込むためには低価格でも販売する必要があるからです。
安いところでは大手の半分以下の価格で提供していますし、安いからといってそんなに品質は悪くありません。
それどころかかえって良かったりもします。
素材の良さは個別の好みもありますし、仕上げるスタイリストの技術でも変わってきます。
カツラは大体の原型が作られたとしてもスタイルを仕上げるのはスタイリスト達。
大手メーカーの新人社員に仕上げられるよりも、個人経営でもベテランのスタイリストが仕上げたほうが断然仕上がりは良くなるでしょう。
素材のどうこうは勿論ありますが、要はスタイリストの技量も重要なのです。
カツラをすでに使っている方。こんなこと言われたことないですか?
・高額の修理になるので買い替えたほうが良い。
・古くてダメージが激しいので修理の繰り返しになる。新しい製品に切り替えたほうが得。
・損傷が激しく修理不可能。
・薄毛の進行が進んだのでもう少し大きなものが必要。
・新商品はより自然ですよ!
・スタイルの提案。こうしてきましょう!
などなど。
修理をすればまだまだ使える場合が多いのですが、あの手この手で買い替えを勧めてくることが多いです。
修理はかなり高額に設定されているので新しくしたほうが後々得に感じたりするんですよね。
修理不可能なんて言われればもう選択肢は作るしかないです。。。
その他にも大きさや新商品やスタイルの提案など。
嫌になるほどしつこいって経験は皆さんもきっとあるはず。
そんなこんなの繰り返しでどんどんカツラの買い替えをしていくハメになるのです。
だからといって言いなりになっていませんか?
私ならそんな状況許しません!
どうやったら安く買える?
「もうカツラなんかやめた!」って言えればいいんですけど、そんな訳にはいかないってこと私は重々承知しています。
カツラをハズすってことは相当な勇気と決断が必要です。
最終的には使い続ける決断をすることになるでしょうが、
言われるまま従ってはいけません!
ここで私が少しでも安く買えるような交渉術を授けます。
これってけっこう効果的で、普段は応じないような値引きやサービースをしてもらえる可能性が高くなります。
●支払いができない
支払える金額であっても「この価格では支払いができない」と伝えましょう。そうすると「幾らくらいなら大丈夫なんですか?」って交渉が始まります。
●店長を呼ぶ
スタイリストではなかなか価格交渉がスムーズにいきません。直接店長を呼んで話をしたほうがスムーズに進みます。
●競合他社と比較する
同業の競合他社は沢山あります。ネットで情報を集めたうえで交渉すれば値引きも可能です。
●もう外す(カツラの使用をやめる)と言う
お金の負担が大きすぎてもうカツラの使用は続けられないと伝えましょう。そう言われると価格を下げてでも提案してきます。
要は言われるがままの物分かりのいい良い人にならないってことです。
すんなり受け入れてくれそうなら値引きやサービスなんてわざわざしてくれません。
店側は今すぐにでも数字(売り上げ)を欲しがってきます。
毎月の売り上げの計画をこなすのってかなり大変なんですよね。
そんな状況で”別に急がないからゆっくり考える”といった姿勢でいられるとホント困ります。
しかし、こちら側から何かアクションを仕掛ければそれなりの反応をしてくるでしょう。
ただ、いつまでも過剰な要求をしていると相手にされなくなるのである程度の妥協は必要です。
しつこく文句を言って嫌われる”嫌な客”とならないように注意しましょう。
まとめ
私は以前カツラ業界に働いていてとても嫌な思いをしました。
それはお客さんに対してではありません。
お客さんの主張や願望は当然のことです。
それをしっかり実現できない業界が病んでいるのです。
バカ高いだけでさして自然にならないカツラを売っている企業。
その体質はいつまでも変わりません。
でも、お客さんはカツラを一度使ったらやめられないのです。
「カツラの価格ってぶっちゃけいくら?なぜこんなに高いのか不思議な方へ!」
そんな弱者であるカツラユーザーに少しでも有利で助かる情報を伝えたいと思いこの記事を書きました。
言いなりになってはダメ! 足下を見られどんどん営業を仕掛けてきます。
ちゃんと不満や意見を言いましょう。
そうすれば確実に今までよりは満足のいく対応をしてくれるはずです。