ラグビーワールドカップ2019日本大会が9月20日(金)から開幕します。
初日は一試合しか行われないんですが、
それが日本×ロシア戦
意図的にそうなったのかは分かりませんが、この試合が日本で開催されるラグビーワールドカップの幕開けとなります。
日本代表は予選プールAを勝ち抜き決勝トーナメントへと進むことができるのか?
重要な初戦の対戦国はロシア。
・ロシア代表の実力や特徴!日本との戦績は?
・ロシア代表の注目選手って誰?
ひじょ~に気になるロシア代表の情報をお伝えしていきます!
ロシア代表の実力や特徴!日本との戦績は?
ラグビーワールドカップの欧州予選で出場権を賭けて戦ってきたロシアの結果は3位でした。
しかし、予選1位のルーマニアと2位のスペインが代表無資格の選手を出場させたことで失格となり3位のロシアが繰り上げ出場となったのです。
でも、よくよく考えるとルーマニアは世界ランキング18位、スペインは19位、そしてロシアは20位なのでもともと実力差はそれほど無かったとも言えますので油断はできません!
そして日本のランキングは11位。
ランキングでは格上なのですが、ロシアとの対戦成績、相性はどうなのでしょう?
ロシアのラグビーの特徴は、大きい身体を活かしてフォワードが前に出るヨーロッパ型のラグビー。フィジカルの強さを活かした戦い方ですね。
190cm超の選手がズラリと並ぶFWは圧巻です。
※フォワードの平均身長189cm/平均体重110kg、バックスの平均身長/182cm、平均体重/88kg
しかし今回は、キックを起点にした攻めをプラスして機動力のある肉弾戦に徹しています。
この戦術は最後に戦った2018年の11月24日、日本32ー27ロシアから見れるように、ぎりぎりのしのぎ合いでどうにか日本は勝利を飾りました。
ロシアとの過去の戦績はこちら
2002/5/19 ○日本59ーロシア19
2003/5/25 ●日本34ーロシア43
2004/5/27 ○日本29ーロシア12
2010/11/6 ○日本75ーロシア3
2013/11/15 ○日本40ーロシア13
2018/11/24 ○日本32ーロシア27
注目の選手は、
主将でノーザンプトン・セインツでもプレーしたFBヴァシリー・アルテミエフ選手
100キャップを保持するSOユーリ・クシュナレフ選手
セール・シャークスでプレーするLOアンドレイ・オストリコフ選手
セブンズ代表でもプレーするCTBウラジミール・オストロウシコ選手
この選手達を日本代表がどう食い止めるかが見所です!
画像出典:https://rugbyrp.files.wordpress.com
ワシリー・アルテミエフ
この投稿をInstagramで見る
ヤール・クラスヌイ所属
1987/7/24 31歳
183cm/91kg
ポジション/FB
ロシアのキャプテンがこのワシリー・アルテミエフ(VasilyArtemyev ヴァシリー・アルテミエフ)
アルテミエフは15歳からアイルランドでプレーし、その俊足からロシア産の競走馬「モスクワエキスプレス」とニックネームを付けられました。
2011年のラグビーワールドカップも経験していてロシア代表では歴代最多トライをあげています。
圧巻のスピードを持つこのサラブレッドを勢いづかせてはいけません。
スピードに乗る前に潰すことができるのか? ここ注目です!
ユーリ・クシュナレフ
画像出典:https://rugbyrp.files.wordpress.com
エニセイSTM所属
1985/6/6 33歳
182cm/95㎏
ポジション/SO
2011年、ラグビーワールドカップでロシアが初めて得点した時の選手がユーリ・クシュナレフ(ペナルティゴールで得点)
それから現在まで代表100キャップを保持するロシアのスター選手です。
チームの司令塔SO(スタンドオフ)であると同時に、とても精度の高いキックを放つキッカーでもあります。
昨年(2018年)の日本代表とのテストマッチでは、ペナルティキック3回、コンバージョン1回を決め日本チームを苦しめた張本人。
最大の要注意人物と言えるでしょう。
アンドレイ・オストリコフ
画像出典:https://rugbyrp.files.wordpress.com
シャークス・セール所属
1987/7/2 31歳
198cm/116kg
ポジション/LO
プレミアシップ(英リーグ)のセール・シャークスで2011年から活躍しているロックのアンドレイ・オストリコフにも注目。
身長198cm/体重116kgと大型ですが機動力もあります。
身長が高く跳躍力のあるオストリコフ選手にラインアウトなど空中戦では日本も苦しめられることでしょう。
日本ではトンプソンルーク選手が198cm/110kgと似通った体型でしかもロックと同じポジション。
どちらが目立つのか見逃せない対決でもあります!
ウラジミール・オストロウシコ
画像出典:https://rugbyrp.files.wordpress.com
クバン所属
1986/9/30 32歳
185cm/96kg
ポジション/CTB
ウラジミール・オストロウシコは2011年のラグビーワールドカップにも出場していて7人制ではなかなか名の知れた存在。
ワールドラグビーセブンズシリーズで通算102トライを挙げている実力者でパワフルかつ快速のランナーです。
185cm/96kgとでかいのに機敏って・・・
日本にとって厄介な存在となるでしょう。
まとめ
ラグビーワールドカップ2019予選プールAで、日本の初戦の相手となるのは「ロシア」
このロシア戦は絶対に勝たなくてはいけません!(絶対に!)
どのくらい重要なのか気になる方はこちらの記事を読んでください^^
ラグビーワールドカップ2019日本戦はいつ?対戦国と戦績は?プールAを突破できる?
世界ランキングで言えば日本は11位、ロシアは20位。
体格も大きくパワーでガンガン来るのかと思いきや、けっこうバックスが要注意ですね。
経験豊富な司令塔ユーリ・クシュナレフから、
パワーとスピードを備えたセンターのウラジミール・オストロウシコへ。
そして歴代最多トライをあげているフルバックのヴァシリー・アルテミエフが後方からチャンスを伺っています。
日本は細心の注意を払ってマークしていく必要がありそうですが・・・
ここは間違いなく勝ってくれるでしょう^^
日本代表が勝利する確率は80%と見ました!
そして次なる対戦相手は「アイルランド」
アイルランド代表の注目選手!実力と戦績は?ラグビーワールドカップ2019
日本の2戦目の対戦相手は優勝候補のアイルランドです・・・ここはキツイ(汗)